撮影班 sawaki
JR浜松駅から徒歩5〜7分と駅近いところにある浜松科学館は、浜松市児童会館に替わる施設として1986年5月1日に開館しました。
2019年7月には大規模なリニューアルがなされ、1〜2Fで自然・宇宙・音・光・力などテーマ別の体験型展示、3Fで生解説のプラネタリウムが上映されています。
いりぐちを入って右手にチケット売場があります。
当日券はこちらで購入でき、「常設展」「常設展+プラネタリウム」を選べます。後からプラネタリウムのみで入ることはできませんので、最初にどうするか決めておきましょう。
入場券を購入したら、電車の改札みたいな入場ゲートを抜けて、展示エリアに入ります。
当日券
大人 | 中人 (高校生) |
小人 (中学生以下) |
|
常設展入場料 | 600円 | 300円 | 無料 |
常設展入場料+プラネタリウムまたは大型映像1回分観覧料 | 1100円 | 550円 | 無料 |
常設展入場料+プラネタリウムまたは大型映像2回分観覧料 | 1300円 | 650円 | 無料 |
入場ゲートをくぐって最初の展示は自然ゾーンです。
「アクティブ・リサーチ・デスク」には昆虫や魚、植物、岩石の標本があります。
「デジタルスコープ」では、アクティブ・リサーチ・デスクの標本を持ってきて、100倍に拡大して見ることができます。
「アクティブ・リサーチ・デスク」の標本たち。
「はままつ環境ウォール」は、浜松の多種多様な生態系を、映像を通して知ることができます。
中2階にある「みらいーらステージ」では、サイエンスショーを毎日おこなっています。
2階は、力ゾーン、音ゾーン、宇宙ゾーン、光ゾーンの4つのゾーンと、浜松の地元企業から提供された小型展示から成り立っています。どこから回るかは自由です。
力ゾーンでは、身の回りのさまざまな力について体験できます。
力ゾーンの入り口にあるクルマは、運転のシミュレーションができます。
「アクティブ・パワー・コースター」は、コースにそって球が転がっていく様子を観察できます。
「水のテーブル」は、水路の幅や深さが、水の流れに与える影響を観察できます。
「振り子の動き」は、振り子の糸の長さによって、振れる周期が変わることを観察できます。
音ゾーンでは、目に見えない身の回りの音について、様々な展示で体験できます。
「おんさじっけん」は、共鳴について知ることができます。
「ドップラーテーブル」は、サイレンの音が高く聞こえたり低く聞こえたりする、音のドップラー効果を視覚的に体感できます。
「エコーチューブ」は、やまびこのように時間差で音が聞こえる反響を体験できます。
「アクティブ・サウンド・ライブ」は、最大4名が体の動きで演奏できる展示です。レッツ・プレイ・ミュージック!
宇宙ゾーンでは、宇宙に関する技術について体験できます。
「ロケットを飛ばそう」では、ペダルを踏んで空気を貯めて、ペットボトルロケットを飛し、ロケットが進むしくみを体験できます。
「スイングバイ」では、探査機が惑星などの重力を利用して速度や方向を変える方法を、球をゴールに導くゲームで体験できます。
「星座を見つけよう」では、館内を宇宙に、天井にぶら下がっている電球を星に、この展示の位置を地球に見立て、地球(この場所)で星がどのように見えるか、宇宙(館内)の別の場所でどう見えるか、体験できます。
「アクティブ・スペース・ミッション」では、クイズに答えながら、宇宙の謎や未来の宇宙開発を体験できます。
光ゾーンでは、色が見えるしくみや、光の技術について体験できます。
「視覚のふしぎ」では、実際には存在しないのに存在するように見えたりする錯覚を体験できます。
「ようこそ!LEDの世界へ」では、LEDの仕組みや、青色LEDの開発者「天野浩」さんの生い立ちなどを知ることができます。
「立体に見えるワケ」「目のしくみ」「瞳のかんさつ」では、目の構造や、ものが見える仕組みを知ることができます。
「カラーミキサー」では、光の三原色をつかって、指定された色をつくるゲームです。
「プラネタリウムドーム ときめきら」では、静岡県最大の直径20mの大型ドームで、生解説によるプラネタリウムや、大型映像を楽しむことができます。昔使われていた光学式プラネタリウム投影機もドームの外に展示されています。今使われているのはLED式の投影機で「よりリアル」とのことですが、昔の投影機ではどんな風にみえていたんでしょうね。
撮影班 sawaki