編集班 ヤソハチ
浜松市西区にある佐鳴湖公園はその名の通り、佐鳴湖をぐるりと囲む自然豊かな公園です。1周6kmという距離や歩行者専用通路があることから、ウォーキングやジョギング、犬との散歩に最適です。
園内の所々に芝生エリアやベンチがありますので、ピクニックを楽しむのもいいですね。
春はお花見、夏は花火大会も開催されます。楽器演奏や釣りをしたり、学生のボート部の練習場としても利用されていて、様々な楽しみ方ができる公園です。
佐鳴湖公園の総合案内所、北岸管理棟をスタートに公園を一周してみます。管理棟前の芝生広場。遊具は少なめですが、緑がきれいな気持ちの良い広場です。ボール遊びやバトミントンが楽しめそうです。
ロケーションを活かした楽しそうなイベントが開催されています。
最新のイベント情報はこちらの公式ホームページ(指定管理者)を御覧ください
佐鳴湖では数多くの野鳥が観察できます。その中でも一番人気は藍色とオレンジのコントラストが鮮やかなカワセミでしょうか。
カワセミの出没ポイントには多くのカメラマンが撮影に訪れます。
佐鳴湖の周辺では、カワセミがよく見かけられます。鮮やかな羽の色は初めて見る人にも見分けられるほどです。長いくちばしは小魚をダイビングして捕らえるのに適しています。
佐鳴湖西岸斜面林の中にはカワセミの巣が何カ所かあります。垂直ながけ池に穴をあけ巣を作ります。
できるだけ離れて観察しましょう。
北岸管理棟前の芝生広場より狭いですが、木製遊具がある芝生広場です。
大きな屋根や腰掛けスペースが多数あることから、散歩休憩の方や公園の常連さんたちの憩いの場になっています。
この池では釣りができますが、ルアー(疑似餌)を使った釣りは禁止となっています。また、園内に動植物を放すことも禁止されています。
園路の途中に突然あらわれる野外ステージ。佐鳴湖を背景に開放的な空間での演奏は気持ちがよさそう。
佐鳴湖はボート競技の練習、レース大会場としても活用されています。(日本ボート協会からC級コースとして認定)
湖面をボートが滑るように走る風景は、見ていてとても清々しい気持ちになります。この日は高校生ボート部の屋内練習でしょうか。生徒同士で激しい掛け声が飛び交っていました。
前述しましたが、佐鳴湖では様々な野鳥が観察できます。
こちらの観察舎、公園を管理されている職員さんのお話では、毎年開催される花火大会の見物場所にも最適だとのこと。(場所取りの競争が激しそうですが ^^;)
ここで、200mほど一般道に出ますので、車に注意しましょう。
木道を過ぎるとスタートした北岸管理棟まであと少しです。
いかがでしたでしょうか。佐鳴湖公園は一年を通して様々な楽しみ方ができる自然豊かな公園です。今回ご紹介できなかったポイントがまだたくさんありますので、是非みなさんも実際に歩いて・走って探索みてください。ただし、園路は街灯が少なめです。木陰になる場所は暗くなるのも早いので、夕方周回する方は時間に余裕を持ってスタートすることをおすすめします。
散歩(60m/分)/267kcal
速歩(80m/分)/300kcal
ジョギング(100m/分)/320kcal
Googlemapが開きます。最適な順路でない場合があります。参考程度にご覧ください。
浜松西I.C. → 佐鳴湖漕艇場 浜松西I.C. → 北岸管理棟 浜松駅 → 佐鳴湖漕艇場 浜松駅 → 北岸管理棟編集班 ヤソハチ
浜松で生まれ育ってぼちぼち半世紀。幼少の頃、浜松市内から引佐郡(当時)に引っ越し、あまりの田舎っぷりに衝撃を受ける。でもそんな自然豊かな浜松が大好きです。浜松市のものごとを実際に行って、見て、聞いて、ていねいにお届けします。