編集班 ヤソハチ
浜松駅から1.5kmと近く、浜松市の中心部にありがながら、豊かな緑に囲まれた浜松城公園。
無料駐車場(約100台駐車可)があるのも嬉しいところです。
天守閣までの道中に何カ所も石段の小道が分かれていて、散策すると意外な場所が発見できます。
また、桜の名所としても有名で、約360本の桜が彩るお花見シーズンには、毎年多くの人で賑わいます。
駐車場は2022年3月より有料となりました。但し最初の90分まで無料です。ホテルコンコルド浜松の南側に面した道路から、駐車場に入ります。
■利用時間
午前8:00 〜 午後9:30
■料金
30分ごと100円/土・日・祝 最大料金520円(当日限り)
浜松城天守閣・天守門、浜松美術館、スターバックスコーヒー、松韻亭の有料施設を利用した場合、60分無料を付加。(駐車券を有料施設にお持ちください。※複数施設利用の場合でも60分付加は1回のみとなります)
自動二輪車は無料
中央芝生広場は天守閣の見える広々とした空間です。ブランコがありますが、遊具は少ないので、お子さんとのご利用には、遊び道具を持って行ったほうがよいかもしれません。
中央芝生広場の北側に道路を隔てて冒険広場があり、こちらは丸太遊具やすべり台などがあり、遊具が豊富です。
芝生公園に隣接したスターバックスコーヒー。公園の雰囲気に合ったウッド調の落ち着いた外観です。コーヒーをテイクアウトして、公園のベンチや木陰でゆっくり楽しむのもいいですね。
浜松城公園は犬の散歩が可能です。(天守閣・天守門の中にはペットの持ち込みは禁止)その他ペットに関するルールはこちら/指定管理者資料
9つの丸太遊具が置かれています。
お子さんは全身運動のできる格好がよいかもしれません。
1.デコボコピクニック/2.ロッククライミング/3.丸太くぐり/4.丸太のトンネル/5.ロープリフト/6.UFO渡り/7.スイングタイヤ/8.ジグザグ平均台/9.ゆらゆら橋
注意事項/遊具は、小学生以上に適するものです。幼児の場合は、保護者が付き添ってご使用ください。
現在の天守は往時の石垣の上に1958年に再建されました。天守内は資料館として使われており、家康公を初め、歴代城主などのゆかりの品々を見学できます。天守内見学は有料です(大人200円※天守門と共通入場券です。※小中学生・70歳以上は無料)
小さな天守ですが、荒々しい野面積みの石垣と相まってなかなかの迫力です。
浜松城は、三方原台地の東縁にあたる段丘を利用した平山城です。中世には、現在の東照宮辺りが引馬城と呼ばれていました。徳川家康は遠江全域を支配下に治めた翌年の元亀元年(1570)に、本拠を岡崎城から曳馬城へと移し、その名を「浜松城」に改めました。
家康が浜松を本拠とした17年間は、家康自身にとって、20代後半から40代という人生の壮年期でもありました。のちに「出世城」ともうたわれた浜松城において、武田勢との激しい争いをくぐり抜けながら力を蓄えていった時期でもありました。
浜松城には、藩政260年の間に25代の城主が誕生しました。在城中に幕府の要職に就いた者も多く(老中5人、大坂城代2人、京都所司代2人、寺社奉行4人※兼任を含む)、浜松城は「出世城」と言われるようになりました。なかでも有名なのが天保の改革を行った水野越前守忠邦。天下統一を果たした家康にあやかって、自ら進んで浜松城主になったと言われています。
浜松城の石垣は見るからに荒々しく、外観は粗雑で一見崩れやすそうに思えますが、四百年の風雪に耐え、今なお当時の面影を残している重要な遺構であり、史跡浜松城跡の中で文化財として価値の高い部分です。
天守門は天守台の東に位置する艪(やぐら)門で2014年に復元されました。
門の上に建つ櫓内の見学ができます。(有料/大人200円※天守と共通入場券です。※小中学生・70歳以上は無料)
〒430-0946 浜松市中区元城町100-2
ご利用時間 /午前8:00 〜 午後9:30
休日 /年中無休
駐車料金 /無料
入場料/大人200円※天守と共通入場券です。※小中学生・70歳以上は無料
現在、天守曲輪を中心とした、歴史ゾーンの整備が行われています。整備の目的として、浜松市の基礎を築いた歴史・文化のシンボルとして市民の心のよりどころとなる場所を目指しています。
浜松市のセントラルパークとして、観光客や市民のみなさんが一年を通して、様々な楽しみ方ができる自然と文化が一体となった公園です。
編集班 ヤソハチ
浜松で生まれ育ってぼちぼち半世紀。幼少の頃、浜松市内から引佐郡(当時)に引っ越し、あまりの田舎っぷりに衝撃を受ける。でもそんな自然豊かな浜松が大好きです。浜松市のものごとを実際に行って、見て、聞いて、ていねいにお届けします。