編集班 ヤソハチ
浜松市天竜区二俣町にある本田宗一郎ものづくり伝承館は、本田技研工業創業者の本田宗一郎氏の人生や、ものづくりにかけた想いを気軽に学べる施設です。
建物は昭和初期に作られた旧二俣町役場(国の登録有形文化財)をリノベーションしたもので、レトロな雰囲気が魅力。館内は1階と2階の2フロア構成で、1階は本田宗一郎氏の歴史や開発に携わったバイクなどが展示されています。
2階では地元アーティストや工芸品の展示スペースと本田宗一郎氏に関する書籍が閲覧できる図書スペースがあります。
昭和11年落成の旧二俣町役場を平成22年に改修
入口ではASIMOがお出迎え
当館で特に印象に残ったのは、本田宗一郎氏の数々の言葉です。ものづくりに対する情熱だけでなく、「やらまいか精神」に象徴される、挑戦する姿勢の大切さが、どの言葉からも伝わってきます。
偉大な功績を残した方であっても、生まれながらの天才ではなく、挑戦を恐れなかった結果として成し遂げられたのだと、あらためて気づかされます。
今、何かに挑戦してみたいと思っている方、あるいは一歩を踏み出すことに迷っている方にとって、きっと背中を押してくれる力になるはずです。
ホンダ カブF型
2階には、スーパーカブの原点ともいえるカブF型が展示されていました。見た目はまるで自転車のようで、「原動機付自転車」という呼び名がしっくりとくる姿をしています。
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編集班 ヤソハチ
浜松で生まれ育ってぼちぼち半世紀。幼少の頃、浜松市内から引佐郡(当時)に引っ越し、あまりの田舎っぷりに衝撃を受ける。でもそんな自然豊かな浜松が大好きです。浜松市のものごとを実際に行って、見て、聞いて、ていねいにお届けします。