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立須の峰

編集班 ヤソハチ

引佐町三岳山に立須(たちす)の峰と呼ばれる石灰岩(カルスト地形)でできた岩峰があります。峰の頂からは素晴らしい眺めが体験でき、空気の澄んだ日には浜松の町並みや浜名湖、富士山が一望できます。

国道257号線「井伊谷」交差点を東に入ります。600mほど進むとY字路がありますので、左の三岳山方面に進みます。

山道をグイグイ登ります。道幅が狭い箇所がありますので注意してください。3.5kmほど登ると「三岳城趾」の看板がありますが、通り過ぎて進みます。

さらに400mほど進むと道が二股に別れていますので右側の道を進みます。すぐに見える風車の足元が立須への入口です。

入口にある駐車場。縦列駐車なら3台は駐められそう。

巨大風車がお出迎え。低い唸り音をたててブンブン回っております。

いざ!立須の峰へ

6月ですが虫よけスプレーを十分に吹きつけてから、草木が鬱蒼とした細い山道を進みます。

前日雨が降ったこともあり、道はぬかるんでいて滑りやすくなっていました。

入口から10分ほど歩くと石灰岩が露出し始めます。さらに登ると視界がひらけ、目の前に石灰岩でできた小高い峰が現れます。

立須の頂まで距離はありませんが、転べば大怪我必至です。両手も使って慎重に登りましょう。

岩肌はギザギザ尖っているので、手袋の用意をおすすめします。

頂きは素晴らしい眺望です。西側は引佐の町並みと浜名湖が一望できます。
素晴らしい撮影スポットなのですが、カメラのファインダーを覗いている時に強風が吹くとバランス感覚が乱れてかなりビビリます ^ ^ ; )
股の間に岩を挟んで足元を安定させるのですが、岩はゴツゴツ尖っているので股間が痛い…。

南側は浜松市街が見渡せます。この日は気温も高く空気が澄んでいないせいか、アクトシティもぼんやりと見えるだけでした。

東側。写真左に写る岩をよじ登れば奥に富士山が見える…はずです。風が強く1人で来ていたこともあり岩に登る勇気はありませんでした ^ ^ ; )

さいごに

登りよりもさらに慎重にゆっくり下りましょう。

手袋だけ用意すれば岩登りを気軽に体験でき、眺望も素晴らしい場所です。ただし繰り返しになりますが、少しのミスが大怪我につながる場所であることは確かです。無茶な場所での自撮りなどは絶対にやめましょう。

この記事の寄稿者

編集班 ヤソハチ

浜松で生まれ育ってぼちぼち半世紀。幼少の頃、浜松市内から引佐郡(当時)に引っ越し、あまりの田舎っぷりに衝撃を受ける。でもそんな自然豊かな浜松が大好きです。浜松市のものごとを実際に行って、見て、聞いて、ていねいにお届けします。

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